高嶺ルビーの種

「高嶺ルビー」は日本全国で育てることができます

「高嶺ルビー」の特徴と育て方

高嶺ルビーの特徴

・花はピンクや赤色で、草丈は40~50cmになります。

・極晩生で開花は日本在来の白花そばに比べて遅くなります。

・土地を選ばず、基本的には無肥料・無灌水で自然のまま栽培できます。

タネまき・栽培

・土を15cm程度耕し、よく晴れた日に、花壇や畑にタネをばらまき、2~5cmの土をかぶせてください。

・うね巾は40cm程度、株間は4~8cm程度が最適です。

・露地や畑での栽培は、タネまき後に水を少なめに与え、それ以後、水やりや農薬散布の必要はほとんどありません。

・プランター栽培の場合、タネまき後、およびそれ以後、やや少なめに水やりを行ってください。

・収穫、精選、製粉、製麺は、普通のそばと同じ方法で行えます。

・そばは水に弱い植物です。土は乾燥気味が適しています。


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播種期/ 7 月中旬~10 月上旬(地域により異なります。)

播種量/ 10 a当たり4kg、1 ㎡当たり4g まきます。

観賞期間/播種後30~45 日で開花します。開花後約1 ヶ月観賞できます。

収穫量/一般的な白花そばの約1/3 の収穫量で10 aたり15~20kg 程度です。

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花をより美しく観賞するために

・タネをまく時期が、もっとも大切なポイントです。

・開花期に10℃~15℃の低温に合わせることで、より濃い赤色になります。

赤い花のそば「高嶺ルビー2011」についてのお願い

・赤色の発色の程度は、自然条件により微妙に異なります。

・一般の白花そばとの交雑を防ぐため、白花そばの栽培地での作付けは行わないでください。

・本品種は、種苗登録品種(品種名:高嶺ルビー2011、品種登録番号:22653)です。権利者の許可なしでは、増殖および販売はできません。

・海外持ち出し禁止(公示(農水省HP)参照)